【パワー分離法】

通常、スタンド体は本体から常にパワーを供給され続けることでその存在を維持しているが、スタンド体がそれ以外の存在維持方法を使用し、本体とのパワー的繋がりを切り離してしまうことで、射程を伸ばす手法。ただし、本体自身がそのスタンド体の操作を行う場合、その射程距離は最大で数kmが限界のようである(この手法と、本体から操作を切り離す「操作分離」を併用すれば射程はさらに伸びる)。

パワー供給

スタンド体に本体とは別の「パワー供給源」を与えることで、本体からの距離に関係なく一定のパワーを発揮できるタイプ。しかしこのタイプにはパワー供給源が無くなるとスタンド体も消滅してしまうという弱点があり、特に本体身体との対応を持つスタンド体の場合、それは即ち本体も死んでしまうということを意味する。

切離パワー供給

本体のエネルギーの一部を何らかの方法で本体から「切り離し」て、それをスタンド体に付随させパワー源とするタイプ。

→本体の恨みのパワーを人形に宿らせる『エボニーデビル』、本体の脂肪のエネルギーをライターに宿らせそこから出現する『ブラック・サバス』、以上2体。

寄生パワー供給

本体以外の生物に「寄生」して、その生物をパワー源とするタイプ。

→罪悪感を持つ者の胸から生える錠前『ザ・ロック』、生物に取り付き増殖する『グリーン・デイ』のカビなど。

異種パワー供給

生物のエネルギー以外をパワー源とするタイプ。

→街中の電線などの電力をパワー源として活動する『レッド・ホット・チリ・ペッパー』1体のみ。

自活パワー供給

何かをパワー源としてそれからエネルギーを供給されるのではなく、スタンド体自身がエネルギーの摂取・貯蔵を行うタイプ。なお、非融合のスタンド体には「エネルギーを貯める」ことはできないため、このタイプは必ず物質と融合したスタンド体を持ち、その物質内にエネルギーを貯める。

→生物を食らい消化する肉の塊『イエローテンパランス』、人間の男女を利用して産み出される『ベイビィ・フェイス』の子供、あらゆるエネルギーを食らい巨大化していく『ノトーリアス・B・I・G』など。